高齢者の身元保証サービス業者が増え、それぞれの料金体系が異なることから業者選びはとても煩雑でわかりにくいものです。
サービスが多岐にわたり、契約内容も死後事務までを考えると契約期間は長期におよびます。納得するまで、できれば契約前に冷静に判断できる第三者の立ち合いがあると安心です。
昨年6月に公表された「高齢者終身サポ―ト事業者ガイドライン」から、注意すべきポイントをお知らせします。
- 契約内容の需要事項説明書を作成している
- 契約時に第三者が立ち会う
- 説明は数社から複数回聞き、考える時間を持つ
- 契約は解約でき、返金などの規定がある
- 必ず事務所を訪問する。電話でなく相談窓口がある
- 寄付や贈与が契約の条件になっていない
- 利用者の判断能力が低下したら、成年後見人制度の利用を支援している
- 死後事務が適正に行われたことを第三者が確認する仕組みがある
- その都度、サービスの見直しを行い、公的サービスの情報を提供している
以上、業者選びの際に確認してみましょう。